「世界の中心―」を「冬ソナ」製作チームがリメーク

　２２０万部を超えるベストセラー小説を映画化した「世界の中心で、愛をさけぶ」（行定勲監督、８日公開）が韓国でリメークされることが６日、分かった。韓国版の映画を手がけるのは日本でも大ブームになっているドラマ「冬のソナタ」の製作チーム。日本の純愛映画が、韓国の純愛ドラマのヒットメーカーの手でどんな映画になるのか注目を集めそうだ。

　日本で封切られる前に海外のリメークの話が固まるのは異例のこと。しかもメガホンを執るのは「冬ソナ」のユン・ソクホ監督。片山恭一さんの原作小説は、昨秋に韓国でも翻訳版が発売されて静かなブームに。関係者の話では韓国の大手製作会社「サイダスＨＱ」が昨年１２月ごろから映画化の権利獲得に強い関心を示し、現在契約の最終段階まできているという。

　８日に公開される映画「世界の―」は、小説をアレンジし、主人公・朔太郎（大沢たかお）が成人してからの物語が中心。婚約者（柴咲コウ）がいる朔太郎は、難病に襲われたかつての恋人・亜紀（長澤まさみ）の思い出は振り返るまいとしていたが、あるできごとをきっかけに過去の自分（森山未來）と向き合い、婚約者と生きていく気持ちになる。韓国版映画も、日本版のストーリーを基本に製作される。

　韓国の担当プロデューサーは「非常に美しい純愛物語。マーケティングリサーチの結果でも女性層から強い支持があり、韓国でも人気の作品になるだろう」と期待している。

　配役はまだ明らかになっていないが、「サイダスＨＱ」は「冬ソナ」のヒロイン、チェ・ジウ（２８）、映画「猟奇的な彼女」の主演女優チョン・ジヒョン（２２）、主演男優チャ・テヒョン（２７）ら売れっ子を抱えており、韓国の大物俳優が顔をそろえそう。ユン監督は現在、テレビドラマの新シリーズ「春のワルツ」を撮っており「世界―」は来春撮影に入る予定という。

　また日本版は第５７回カンヌ国際映画祭（１２日開幕）期間中に約８０か国のバイヤーが集まる見本市にも出すことになっており、一気に海外配給が決まる可能性もありそうだ。

　　出処（スポーツ報知）
--------------------------------------------------------------------------------------

　ビッグニュースですね。
　絶対、ジウさまに主演して欲しいです。
　早く配役が発表にならないかな。