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チェ・ジウ：「最近は優しい男性に引かれる」　ドラマ「エア・シティ」会見
　「涙の女王」と呼ばれる韓国の人気女優、チェ・ジウさん（３２）が、４年ぶりに出演した韓国ドラマ「エア・シティ」の日本での放送を機に来日。１５日に都内で会見を開いた。チェさんは「天国の階段」以来のドラマ出演に「どの作品に出ようか慎重に悩んでいたら４年たってしまった」と話し、「仁川国際空港で起こるエピソードが見どころです」とＰＲした。

　ドラマは構想２年、制作費６億ウォン（７億５０００万円）をかけ、今年５月に韓国ＭＢＣで放送され、注目を集めた。フランス生まれで５カ国語を話すエリートの女性（チェさん）が仁川国際空港の運営本部室長として赴任した。同じころ空港の支局勤務となった国家情報院のエージェント（イ・ジョンジェさん）と対立しながらも空港を犯罪から守るために互いに力を合わせ、やがて恋心が芽生えはじめる……という全１６話のストーリー。

　チェさんは「これまでメロドラマのイメージが先行してしまったので、私の持っていない部分をたくさん持っている、きちんと自立した女性を演じたかった」と出演の決め手を語り、室長の役は「たくさんの部下の前を歩いたり、上司を丸めこむシーンもあって、撮影中はずっと痛快でした」と楽しんだ様子。チェさんはドラマの中でタフなエージェントの男性と優しい幼ななじみの男性から思いを寄せられるが、個人的な男性の好みを聞かれると「若いころは強くてタフな男性に引かれましたが、年を重ねていくと優しくて包容力のある男性に引かれますね」とほおを赤らめながら話した。

　主題歌は日本でも人気の韓国の５人組男性ボーカル・グループ、東方神起が担当した。韓国語の主題歌を日本語で歌い直した「Ｄａｙ　Ｍｏｏｎ」を収録したシングルを１１月１４日に発売する。ドラマは、ＷＯＷＯＷで２６日から毎週金曜午後８時～に２話ずつ放送予定。【細田尚子】

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